フィリピン在住日本人から見て気になった東南アジアのニュースをピックアップ!
トリドールは讃岐うどん専門店「丸亀製麺」のベトナム1号店をイオンショッピングモール・タンフーセラドン店内にオープンすると発表した。
同店舗は、イオンモールとしてベトナム初上陸となる同ショッピングモール内に出店し、在ベトナムの日本人だけでなく、多くの地元客が訪れることが見込む。
従来の讃岐うどんに加え、地元客向けの現地化したメニューを用意し、価格は現地ファストフードと同等の価格帯に設定している。
元の記事を読む→ 【2014年01月11日:ベトナムニュース】
ベトナムの庶民料理といえば「フォー」ですよね。ベトナムの人は麺文化に慣れていますし、フォーもあっさりとした薄味ですから、日本のうどんは十分受け入れられるのではないでしょうか。
それにしても地元のファストフード並の価格ってのがうらやましいです。ぜひ我がフィリピンにも進出していただいて、一杯50ペソくらいでご提供いただければ飛び上がって喜びます。笑
ところで日本の外食チェーンって東南アジアにどれくらい出てきてるのでしょうか。調べてみるとけっこう出てきてます。代表的なものだけまとめてみました。
タイ | マレーシア | シンガポール | インドネシア | フィリピン | カンボジア | |
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吉野家 | 18 | 20 | 24 | 6 | 1 | |
すき家 | 10 | 4 | ||||
サイゼリヤ | 2 | |||||
和民 | 3 | 8 | 3 | |||
ココイチ | 20 | 3 | 1 | |||
大戸屋 | 42 | 3 | 5 |
やはり長い歴史を誇る吉野家ですね。僕は食べに行ったことはないのですがフィリピンにも進出しています。牛丼屋というより日本食のファストフード店って感じだそうです。しかしカンボジアに進出って、すごいなぁ。
それとシンガポールに多いのは、日本の外食チェーンの価格設定にシンガポール人の消費水準なら対応できるってことでしょう。タイに多くてインドネシアやフィリピンに少ないことも説明が付きます。
以外なのがマレーシアですね。豚肉を使わなければハラルにも引っかからないでしょうし。飲食業に対する外資の出資規制でもあるのでしょうか。でもスタバはあちこちに出てますからね。ちょっとナゾです。
それにしてもタイの大戸屋は異常ですね。その勢いでフィリピンにも出店してもらえないでしょうか。
海外に住んでいると近所に手軽に食べられる日本料理店があればとよく思います。日本人の海外進出をバックアップするためにも、日本の食文化を海外に広げるためにも、もちろん新興国マーケットでガッチリ商売してもらうためにも、より一層進出してほしいと思います。